企業に投資をする事の意味(テラ株式会社のIRより)

始まりは、いつもテラ株式会社

以前にテラ株式会社との出会いをblogで書きましたが、先日、テラ株式会社が素敵な会社だと感じる出来事がありました。

それは、テラ株式会社に「株主通信を頂けないでしょうか」という問い合わせをした事から始まります。

「株主通信」とは、株主に対して4半期毎に配布される冊子で、会社が取り組んでいる業務内容や、財務状況、株主の分布状況・大株主名などが記載された冊子です。

私は小心者で、すぐに株価で心が揺れてしまうので、株主通信を見て、その会社がどれだけの価値のある仕事をしているのかを、定期的に再確認するようにしています。(そうしないと、心が折れしまいそうになるので…)

ところが、その株主通信がどこを捜しても見当たらなくなってしまったので、無理を承知でIRにお願いをしたのでした。

すると、問い合わせをした2営業日程度で、「株主通信をお送りさせて頂きます」という旨のご連絡メールを頂き、すぐに郵送で送って頂けたのでした。

しかも「株主通信」だけでなく「免疫力を活かすガン治療」という冊子と「がんを狙い撃つ樹状細胞療法」という書籍も同封していただけたのでした。

ほんの僅かな枚数しか持っていない私にも、これほど丁寧な対応をして頂けた事に対し、感謝のメールをお送りさせて頂いたところ、「メールの内容につきましては、弊社役員および社員に伝えさせていただ きました。」という、非常に嬉しいご返事を頂けました。

会社からしてみれば、個人の株主など、厄介で面倒な存在だと思われていることは推測がつきますが、そんな一個人からの問い合わせにも、これほど暖かい対応をして頂けた事で、「この会社に投資をして良かった」「この会社をずっと応援していこう」「樹状細胞ワクチン療法の上市(保険適用)を応援しよう」という気持ちを強くしたのでした。


私が株の取引を始めてから約2年半が経ち、株式投資をするスタンスも確立してきました。

そこで今日は、2012年9月9日現在の私の投資スタンスを、未来の私への備忘録という意味で書き留めておこうと思います。

 

投資と投機は違う。投機はしない。

「株は危ない」
「株では儲からない」
「株で人生を捨てた人もいる」
私が株への投資をするようになって、私の父は強く株への投資に警告をしました。

私自身、20代後半の頃、株をしている方の(非常にご立派な)ご自宅へと仕事でお伺いをした際、株に関するお話を聞いて「これはお金持ちがするマネーゲームだな」と感じたのを今でも覚えています。

そして自らが「テラ」というWT1樹状細胞ワクチンによるガン治療技術を持った会社を知り、この会社に投資をした事で、「株は危ない」というのが、いわゆる「投機」のことだと理解しました。

1日の株価の動きの中で売買をして利ざやを稼ぐ「デイトレ」などはまさにそれで、その会社がどんな会社なのかなど関係なく、チャートや指数から判断して、短期間の売買をするという方法です。

この場合、短時間(数分〜数時間)の売買の中で可能な限り利益を得るために、レバレッジを効かせる信用売買を利用する人も多く、読みが当たれば大きな利益を得ますが、その逆に読みが外れれば一瞬にして大きな損失になります。

この損失こそが「株は危ない」という事になっているのだと思います。

たしかに「この株はこの後上がるな」というのがチャートからも読める場合もあります。

たとえば、2012年7月20日にそーせいが164,000円程度の際に、これから日本国内に於いて、ある薬の販売が承認されるらしいから株価は上昇するだろうなと思っていました。

実際に、その金額で少しだけ買って、少し上がったところで売ってしまいました。

こうして「そーせい」という会社がどのような会社なのかを深く知らず、薬が承認されるという材料で売買をして、利ざやを稼いでみても、何かシックリとこないのです。

もちろん、そのまま長期保有をして、自らがそーせいの安定株主になれば良いのでしょうが、真剣にその会社の事を調べようという気持ちにならなかったのです。

それは単純に、そーせいが「ガン治療の開発・研究をしている会社じゃ無いから」という理由でした。

私の中で「投資」とは、自分が応援をしたい分野の研究開発や製造販売をしている会社である、という定義がどこかでできていた事を、このそーせいの件で確認できたのでした。

投資とは、自分が応援をしたい分野の研究開発や製造販売をしている会社の株を長期保有することである

 

空売りはしない

世界動向・国内動向・トレンドなどから、大きな損失を出しそうな企業を捜すのは簡単な事です。

2012年2月に会社更生法を適用したエルピーダメモリの場合も、その発表を行う数日前に、これから交渉をしようとしていたマイクロンという会社の社長が不意の事故によって亡くなったというニュースを聞いて「これはエルピーダ、ヤバイぞ…」という直感がしました。

ヤバイ…つまり会社が破綻する事を予感したのですが、その際に私は空売りをしませんでした。

空売りをすれば、私は間違いなく儲かった事でしょう。

しかし、空売りをして自分が儲かったとしても、エルピーダメモリが再建できる訳でも、今までエルピーダメモリに投資をしていた株主が資金を回収できる訳でもなく、むしろ私が「火事場泥棒」になるだけの事なのです。

火事場泥棒になり自分の懐が温かくなったとしても、誰も得をしないし、企業や日本という国の発展につながらない。そんなものは投資じゃないと感じているため、空売りはしないと心に決めています。

投資とは、自らが「火事場泥棒」になるのかを試されることである

この空売りに関しては、少し思うことがあります。

それは、会社を応援するためにある「株式投資」が、何も生まないマネーゲームと化してしまうのが「空売り」であり、この空売りがあるからこそ、証券会社のインサイダー取引の要因になっているのでは…ということです。

今になって思えば、2010年6月14日に、テラ株式会社が貸借銘柄(空売りOK銘柄)に選定された旨のIRを出した時も、その直後に下方修正があると分かっていたのではないかと疑ってしまいます。

このような事の積み重ねが、会社を応援したいと思っていた投資家が市場から去って行く原因になっているのではないかと思っています。

 

株主優待が目的の銘柄なら、早めに買って日々の株価の動きは気にしない

企業の中には、株主に対して、自社の商品や自社のサービスを無料(割引価格)で提供している場合があります。

この株主優待が目的で株式投資をしている方もいらっしゃる事でしょう。
実際私も幾つかの企業に関しては、この株主優待が目的で株を購入している企業があります。

この日に株を保有していたら株主優待の権利が得られるという日(権利取り日)の翌日(権利落ち日)は、一般的に株価が下落します。

いくら株主優待が得られてとしても、その株主優待分以上に株価が下落するのは、あまり気持ちの良いものではありません。

そこで、株主優待の権利が確定する月の前月など、まだ株価が上がる前に仕込んでしまえば、その下落分を吸収しても、まだ含み益があり、精神的に楽になります。

伸び盛りの企業であれば、その時に売ってしまうのではなく、そのまま保有し続ければ、次回(半年後や1年後)の優待も受けられるため、日々の株価の値動きに一喜一憂しない方が精神的に楽なれます。

投資とは、株主優待を利用すれば、1株株主でもお得になることである

 

信用売買銘柄は、信用で買って半分を現物に置き換える

成長分野の企業(特にマザーズに上場している企業)などは、1年間のうち年初来安値から年初来高値までの幅が2〜3倍になる事も珍しくありません。

また、例外的に、とんでもない値動きをする企業もあります。
例えば、ピーエスシー(3649)は、2012年1月6日に813円だった株価は、同年5月8日には19,200円にまで上がりました。(実に23倍)

投資(応援)をしたいと思う企業があり、その企業が信用取引ができる場合は、最終的に自分が欲しいと思う株数の1.5〜2倍程度の株を信用で購入し、株価が2〜3倍上がったところで半分ほど売って、そこで得た利益で残りの株を現物に置き換えれば、信用の金利と売買手数料程度で、その会社の株が現物で手に入れる事ができます。

現物にできた分は、そのまま長期保有することで、株主優待が受けられたり、配当がもらえたりするようになります。

もちろん、信用取引には、非常にリスクがあるため、たった1つのIRがきっかけで資本を失っていまう場合があります。
そのため、自分の資金の中で無理のない程度で取引をしようと心がけています。

「信用取引は貧乏人がする事だ」といわれる事も多いですが、その企業の将来性が確実ならば、信用取引も含めて売買するのも良いと私は考えています。

投資とは、成長企業を見つけ、最終的に現物株を保有することである

 

ということで、私の株への投資スタイルをまとめてみました。

人それぞれ、投資のスタイルがあり、「デイトレがメインで持ち越しはしない」という人もおられるでしょうし、空売り専門という方もおられるかと思います。

私自身、もしかすると、数年後は、ここに書いているような投資スタイルではなくなっているかも知れません。
それでも、テラ株式会社など、私が応援したいと考えている企業に関しては、ほんの僅かでも現物保有を続けている。そんな気がします。

 

 

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