小比類巻かほる I’m Here [Blu-spec CD2] リリース

「I’m Here」は、小比類巻かほるのヒット曲となった「Hold On Me」を含む全10曲が収録されたアルバムで、オリジナルは1987年4月1日に EPIC SONY からLP、カセットテープ、CDでリリースされている。

今回(2013年4月10日)リリースされた Blu-spec CD2 版とは、Blu-rayディスクを作る過程で培われた技術を用いて、よりきめの細かい音を再現できる高音質CDとされている。

ファンになったのがちょうど1987年だった事もあり、この「I’m Here」というアルバムは物凄くたくさん聴いたし、今でもKohhyのアルバムでも個人的にTOP5に入る大好きな作品なので思い入れは深かったりする。

ということで、オリジナルから約26年が経ってからの再リリースとなった本作を早速リスニングしてみた。

確かに音は綺麗

1曲目の「PARTY」からラストの「I’m Here」まで通して、確かに音は綺麗になっている。

音の定位の良さや、ボーカル・楽器の音抜けの自然さは、オリジナルとは比べものにならないほど良い。

マスターテープからリマスタリングしているという事もあり、音の1つ1つがキラキラしていて、まさに「蘇った名作」という雰囲気が漂っている。

とくに「悲しきMoon Light」は始まりの1音目から息をのむほど、この楽器はこんな綺麗な音をしていたんだなと再確認をさせられ、思わず部屋の電気を消して聴き入ってしまった。

 

「Hold On Me」はオリジナルバージョン

デビュー作である1st「Call My Name」から4th「Hearts on Parade」まで、レコード会社の意向で、小比類巻かほるは「元気でポップでクリーンなイメージ」で売ろうとされていたため、レコーディングされた曲が、早回しをしてリリースされている。

そのため、綺麗なハイトーンボイスでキャッチーな作品に仕上がっている(特に 2nd「No Problem」)が、今回のリリースでは早回しをしない、レコーディングされたオリジナルのままのバージョンで収録されている。

これまでもオリジナルバージョンは「20th Anniversary Selection (CD&DVD The Best)」にも収録をされていたが、やはりBlu-spec CD2 の高品質CDで聴くと、より印象も違って聞こえてくる。

しかし、残念なのは、なぜ「Hold On Me」だけをオリジナルバージョンにしたのかということ。どうせならアルバム週力された全曲をオリジナルのバージョンで収録して欲しかった。

元気でポップな作品として形にしたいのならば「Hold On Me」も1987年にリリースされたままで収録して欲しかった。

もしくは、小比類巻かほるがアーティストとしてのアイデンティティを押し通すならば、楽曲全てをオリジナルで収録して欲しかった。

「Hold On Me」のオリジナルバージョンを聴いたファンであれば、「オーロラの瞳」や「I’m Here」をオリジナルのスピードで聴きたいと思ったファンは多いんじゃないだろうか。

また個人的には「PARTY」と「Hold On Me」との曲の間の無音時間が、1987年のオリジナルとだいぶ違っているので、オリジナルを聞き込んでいる分だけ、なんとも気持ちが悪く感じてしまった。

さらに悪いことに、Blu-spec CD2 の高音質が逆に作用し、早回しされた音楽を聞き続けていると、その不自然さが徐々に気持ち悪く感じてきてしまった。やはり全ての曲をオリジナルスピードでリリースして欲しかったというのが正直な気持ち。

 

2013年5月11日 (土) ビルボード大阪 ライブ

と、ここまでいろいろ書いてしまったけれど、結局は小比類巻かほるが大好きだからこそ…だったりします。

既に5月11日(土)のビルボード大阪でのライブチケットは入手済み。

「I’m Here」のアルバムから、どんな曲を演奏してくれるのか、いまから楽しみです。

個人的には「Happy Birthday」や「二人のゼネレーション」が聴きたいと思ってますが、きっと定番の「Hold On Me」「オーロラの瞳」「I’m Here」の3曲くらいかな…なんて思ってたりします。

 

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